PHILIPS/MERCURY/TELARC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PHILIPSは1950年の設立とメジャーの中では比較的歴史が浅い。名前の通りオランダの名門電機メーカー「フィリップス」のレコード部門として設立された。この頃はアムステルダム・コンセルトヘボウはデッカの専属で録音第1号はオッテルロー/ハーグフィルのチャイコフスキー/交響曲第4番でした。しかし、1951年にはそのコンセルトヘボウを専属にし本格的にレコーディングを開始、時既にLP時代で積極的にLPを発売。1958年にはステレオ録音にも乗り出し最晩年のベイヌムの貴重な遺産となったブラームスの交響曲第4番が最初のステレオによるレコーディングでした。1959年からはヨッフムとハイティンクの両頭体制のもとレコーディングを重ねます。ちなみにハイティンクのフィリップス初録音はドヴォルザーク交響曲第7番で1959年9月でした。 デッカから移籍した名プロデューサー、エリック・スミス(イッセルシュテットの息子)はフィリップスの弱点だったオペラ部門に力を入れまた、モーツァルト研究家としても知られ1991年のモーツァルト没後200年の年には大モーツァルト全集を完成させています。 アメリカでは系列のマーキュリーが独自のワンポイント録音で地場のオーケストラを使いレパートリーを充実させ、デジタル時代になってからはテラークの発売窓口となりわずか数人で運営していた同社を全世界に知らしめその素晴らしい録音を提供しててる。 |
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